心和らぐ薬とは?
その方を思い、提案すること

pharmacist薬剤師

私たちの特徴

精神科の薬は長く服用することが多く、服薬をやめると再発しやすくなります。
当院では患者様の服薬もれがないように「1包化」して服薬日を入れて調剤しています。また、服用している薬の効果や副作用等の薬剤指導を行い、服用していて不具合がないかを確認しています。当院受診前には服用している薬剤の情報を事前に電子カルテに入力し代替え薬を提案するなど医師に情報提供しています。
他にも最新の薬剤情報を収集し、院内のスタッフに情報提供しています。当院は治療抵抗性抗精神病薬「クロザリル」の治療を積極的に行っています。
2019年5月から新しくなった電子カルテでは他院で処方されたお薬と当院処方の併用禁忌や重複投与の確認ができ、より安全なお薬を提供しています。

薬剤師の主な業務内容

  • 調剤業務

    処方箋の内容について、処方量・飲み方・飲み合わせ・禁忌の有無などのチェックを行い、患者様の服薬アドヒアランス向上のためにできる限り1包化で調剤しています。
    薬剤業務支援システム「YUYAMA YUNICOM-EX」を導入しています。また、注射薬に関しては、投与量・経路・速度・配合変化等のチェックを行い、処方ごとに調剤しています。

  • 医薬品管理

    医薬品の購入と保管、使用期限や保管方法の管理、各部署への供給を行います。病棟常備薬も定期的に管理し、使用時の注意も情報提供しています。

  • 医薬品情報の管理

    新規薬剤の情報や薬の効果や副作用、使用上の注意等様々な情報を収集し、医師・看護師をはじめ病院スタッフへ適切に提供しています。重要な注意は薬剤にリマインダーを貼付し注意喚起しています。院内の副作用情報は職員にも適切に情報提供し、PMDA(医薬品医療機器総合機構)や製薬会社へ報告しています。

  • 薬剤管理指導

    患者様が正しく服用できるように、効果・飲み方・使い方・副作用・注意点などをわかりやすく説明しています。また、お薬だけでなく、病気についても説明することで、患者様自身がお薬の必要性を理解し継続して服薬していただけるよう御手伝いしています。副作用について説明することは、患者様自身が様々な副作用を回避し、発生した場合においても的確な対処行動が可能になることを含んでいます。

  • 患者様・職員向けの学習会

    病棟や関連施設の患者様や職員に、お薬や病気についての学習会を実施しています。患者様向けの学習会では、わかりやすく、楽しく勉強できるようにイラストや写真などを使用しています。職員向けの学習会では、要望に沿った内容で行います。また、集団療法などの治療場面においても他職種と連携し積極的に参加しています。

これから出会う、新しい仲間へ

    社会復帰に必要な服薬。
    この仕事で患者さんを支えたい

    薬剤師 / 2019年採用 / 男性

    精神科の薬剤師って大変だと思っていませんか?
    実際は薬剤師の関わりがものすごく大事でやりがいがあるのが精神科だとわかりました。精神科にかかっている患者さんは薬との付き合いがずっと続くため、その間で服用を中断してしまったり、治療をやめてしまったりでまた受診するといったケースが多いのです。そこで患者さんが社会復帰のために必須となる服薬を初期段階から薬剤師が関わりサポートしていくことが重要になってきます。長いお付き合いになる患者さんと関わりながら、やりがいのある仕事を一緒にやりましょう。

    薬剤師が提案する、
    患者さんに寄り添う医療

    薬剤師 / 2019年採用 / 女性

    私が病院薬剤師を目指したきっかけとして、多くの薬や疾患の知識をもち、それを臨床に活かすことができるという点で、自分もそのような現場で薬剤師として関わっていきたいと思い病院薬剤師を目指しました。
    精神科の病院は専門的な薬も多く、薬を患者様の病態に合わせて処方提案を行ったり、服薬状況に合わせて1包化を行ったりすることで、より患者様に寄り添った医療を提供できる環境が整っています。
    また、病棟の医師・看護師をはじめとした医療スタッフに向けて、医薬品の効果や使い方、相互作用等知識の共有を行い、より良い医療を提供できるように努めています。

教育・研修について

病院に勤務する薬剤師として調剤や監査、電子カルテの操作等の基本的業務を学びます。薬剤指導や疑義照会を行う上で大切な医薬品の勉強や患者様への対応の仕方・話し方を他の職種の方と接することで経験し学びます。
また、部署内では薬剤勉強会の開催や研修会の報告等、知識やスキルアップに努め他職種や患者様への情報提供に生かしています。職員への勉強会を行うことで発表のスキルを学ぶこともできます。
院外では病院薬剤師会や製薬会社の研修会に積極的に参加することを勧めています。

私たちの活躍場所

社会医療法人あさかホスピタル
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  • あさかホスピタル

    院内薬局で主に入院患者様の調剤業務・薬剤指導、医薬品管理・病棟・デイケア患者様・職員向けの学習会

  • 介護老人保健施設
    啓寿園

    医薬品管理

  • 関連法人向けの薬品に関する研修

ともに心の成長を遂げる
新しい仲間を求めています