当院には10名以上の心理士がおり、入院や外来にかかわる業務を担当するほか、デイケアにも配属されています。各心理士はそれぞれの専門性を発揮し、患者様に丁寧に関わっていくことに重きをおいています。
心理学的見地に基づいた専門的援助を通し、患者様の心に寄り添えるよう、最大限の丁寧さと真摯さをもって対応させていただくことを、常にこころがけております。
私たちの特徴
臨床心理士・公認心理師の主な業務内容
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心理アセスメント
心理アセスメントとは、心理検査や面接などにより、患者さまのこころの状態や特徴、発達の状況や課題を明らかにするもので、医師の指示に基づき行っています。なお、心理検査には、発達検査、知能検査、神経心理学的検査、パーソナリティ検査などがあり、目的に応じ種々の検査を組み合わせて実施します。
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心理療法
医師により心理療法が適当と判断された患者様やご家族に対し、適切なアプローチを見立て、介入します。カウンセリング、心理教育、遊戯療法、箱庭療法などを、必要時組み合わせながら行っています。また、関連部署のあさかストレスケアセンター「コンフォルト」においても、幅広い年齢層を対象に専門的なカウンセリングを実施しています。
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地域援助
地域のニーズに応じ、精神保健医療に関する理解促進のための啓発活動を行っています。また災害等が生じた場合、被災された方々が現状以上の被害を受けないですむよう、他職種とともに、地域支援を行います。
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企業のメンタルヘルスサポート
あさかストレスケアセンターでは、EAP(従業員支援プログラム)に基づき、企業と従業員のメンタルヘルスを包括的にサポートするサービスを行っています。個別相談のほか、休職者への職場復帰支援、メンタルヘルスに関する研修会、緊急時対応などを通し、企業・従業員のニーズに応じたサービスを提供しています。
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集団療法
心理士は、他職種とともにご本人およびご家族を対象とした様々な集団療法にかかわっています。内容は言語的コミュニケーションを中心としたグループや、心理教育的グループなどさまざまで、対象も子ども〜成人、入院患者様向けや外来患者様向けと多様です。
(例)
- 集団認知行動療法
- 成人発達障害グループ
- リワークデイケア
- SST
- 児童思春期デイケア
- ペアレント・トレーニング など
これから出会う、新しい仲間へ
人の心と向き合う。
それは自分と向き合うこと
臨床心理士 / 2014年採用 / 女性
心理士は患者様のこころに寄り添い、より良く生活できるように問題の解決法を共に探っていくことが仕事ですが、人のこころと向き合うことは自分と向き合うことにも繋がると思います。
患者様への関わり方を振り返ったり先輩方の指導を受けたりする中で、自分の視野の狭さや未熟さに気づかされます。また、当院では多職種連携の機会が多く、異なる立場からの意見を聞くことで自分の視野が広がります。
まだまだ一人前の心理士への道のりは遠いですが、患者さまやスタッフから信頼される心理士になれるように頑張ります。
教育・研修について
学会や研修への参加は積極的に行われており、病院からのサポートも受けられます。また参加した学会等の内容は、グループ内の勉強会を通し、皆で共有しており、個々人のスキルアップにも役立っております。その他、定期的なミーティングや事例検討の機会も設けております。
私たちの活躍場所
社会医療法人あさかホスピタル
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あさかホスピタル
カウンセリングやプレイセラピー、健診の心理検査 等
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あさかこころクリニック
デイケアや復職希望の方へリワークプログラム
社会福祉法人安積愛育園
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総合児童発達支援センター アルバ
通所児童の療育 等
有限会社アサカサービスセンター
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あさかストレスケアセンター
カウンセリングルームComfortでは、学校や職場、家庭など様々な場面で悩みを抱える方々へのカウンセリングを行っています。EAP相談室Lavoro/企業へ向けたメンタルヘルスサポートとして個別相談や職場復帰支援 等
その他地域援助
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(例)学校・公民館 等